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36年間 [雑記]

36年間勤め上げた母に、感謝とお疲れさまの花束を。


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それと、電報も。
  
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31日は、慌ただしく短い時間であったが、家族4人顔を合わせることが出来た。
時間が時間のため、駆け込んだ近くのラーメン屋さんにて。
少し照れながら嬉しそうに微笑む母を横目に、
ちょこっと涙腺がゆるむ瞬間はラーメンをすすって誤魔化しつつ、
ささやかなお祝いの乾杯を。

丈夫でない身体をおしながら仕事に向かう日々、
子育てしながらのこの36年間は大変なものであったと思う。
本当におつかれさま!
これからは、ママのもう一つ新しい人生の幕開けだね。
少しでも親孝行が出来るように、私も頑張らねば。
のんびり楽しく朗らかな日々を心から願ってます。

4月になって、空気がガラッと変わる。
今年は何か新しい風が吹いている感じ。

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大師さん [雑記]

元気が出なければ、すぐ「厄」のせいにしてしまう安易な思考回路ではあるが、
もう一度2009年、襟を正して再スタートを切るきっかけが欲しくなり、
日曜の午後は、馴染みの大師さんへ。

女の30代は厄だらけ?…らしい。

母と娘と厄払いの御札。
数年前から、母との年中行事みたいになっているこの大師さん散歩。
でも、結構毎年楽しみだったりする。

何故なら、護摩焚きを見るのが好きなのだ。はは。

まだ、厄だとか厄年とか、興味を持っていなかった頃は、
「あの護摩焚きとお経は、一種のお坊さんライブだよ。」
と、楽しそうに厄除けを勧めてくれた姉友さんの話にあんぐりだったけれど。

今ではすっかりライブ感覚で、太鼓に合わせたお坊さんたちの力強いお経と護摩の火と、
あの儀式を観察して楽しんでいる。

「日本人だなぁ。」という感覚が沸々と込み上げてくる不思議。
頭ではなく、身体で感じる。

宗教について考えると深すぎて広すぎて止めどなく落ちていく思考が常なのだが、
このお経を耳にすると、ふと腑に落ちてすっぽり落ち着くような。
西洋の教会では感じることがなかった、体に馴染んでしっくり来る感じ。
これは、DNAに組み込まれている先祖代々の血のせいなのだろうか。
そんなことを考えながら、今日も御護摩焚きを見ていた。

梅の花が咲いていた。

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そして、大師さん散歩二つめのお楽しみ、いつものお店へ。

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白い割烹着の配膳係のおばちゃんたちと、髪を結った着物姿の女将さんが迎えてくれる鰻屋さん。
ここは、いつ来ても同じ空気が流れていて、懐かしさでほっこりする。「昭和」の匂い。

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3時半のおやつ時、母と向かい合って、鰻重を頂く。
誰もいない広いお店を見渡していたら、
「さっきまで沢山の人が来ていたのよ。」と割烹着のおばちゃん。
このおばちゃんも変わっていなかった。何かほっとする。
母は、私がお腹にいた頃に父とこの店で鰻重を食べた時の話を
この店に来る度に話す。今日も目を細めて、「あの席に座ってたなー。」と話していた。

変わらない場所では、幸せな時間にもう一度出会えるのかもしれない。
変わらないということは、いいこともたくさんある。

母と娘と厄払いの御札、そして鰻重と。
気持ちがほぐれて真っ直ぐにやっとなれた感じがする。
健やかに生きていこう。
素直にそう思って、襟を正せた一日大師散歩。

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贈り物 [雑記]

毎年欠かさず、誕生日、クリスマスにプレゼントを届けてくれる
家族ぐるみのお付き合いの方へ。
私たち姉妹からのヴァレンタインデーの贈り物。

 
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いつも「ありがとう」が、そのまままっすぐに届いていたらいいな。

この雑貨屋さんを教えてくれた友にもありがとう。
散歩しながら、すてきなモノに出会えた週末。
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本日はお日柄もよく [雑記]

ハレの日、晴れ着で。
本日はお日柄もよく。

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悲しい出来事で落ちていく気持ちを
上に上にと持ち上げてくれた、今日の晴れの日。

未来を約束する二人を皆で祝福し、
家族が増えていく幸せを実感させてもらえたひととき。
御膳を囲む誰もが笑顔で、幸せなまあるい時間だった。

人生とはつくづく深い。
死を見つめて、尚も深くこの幸せを感じた一日。
晴れやかな空の下、
幸多かれ、と願わずにはいられないのだ。

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お別れ [音楽]

(記録として)

尊敬して止まない、大変お世話になった恩師との
最後のお別れをした。
私のピアノ人生を支えてくれた大きな存在だった。
私だけではもちろんなくて、それぞれの人の胸に深く刻み込まれた先生の大きさは、
昨日今日と執り行われた式でも改めて伺い知ったことでもある。

先生の大らかで温かな人柄に触れて、
音楽と真摯に向き合うその姿に、
本物のピアニストとは、音楽家とは、人とはかくあるべし、と、
門下生の誰もが胸に静かに刻み込まれたのではないだろうか。

先生の国であるチェコに少しだけ住めたことも私の小さな喜びだった。
先生との出会いこそが、私の大きな財産であり幸運であったと思う。
門下生として過ごすことが出来た幸せを噛みしめて、
流れる涙を抑えられず。
早すぎた死がとても悔しく悲しい。

大きな喪失感を胸に、ピアノに向かう。
仕事場に置いてあったショパンのワルツ集をぱらぱら弾きながら、
先生のショパンを思い出した。
ピアノに向かえば、私たちは先生と繋がっていられるのかもしれないと思ったら
少しだけ楽になった気がする。

命、人生、時間、それらすべての”限り”について考えた数週間。
誰もが例外に漏れず限りのある時間を過ごしているのだ、
そのことを胸に刻み、今を大切に生きなければと思う。


偉大な人でした。言葉がみつからない程に。
これからも偉大で在り続ける先生です。
今まで本当にありがとうございました。
合掌


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空港へ [雑記]

霙交じりの寒い一日。
プラハへ帰る友達を見送りに成田空港へ。

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久しぶりの再会で昨日から話は尽きず。
夜中3時までベッドに腰掛け喋って喋って、笑って笑った。
プラハの写真をひろげて、一つ一つのエピソードを思い出してゆく。
たった3年ちょっとの時間なのに、呆れるほど毎日がニュースな日々であった。
喋るほどに思い出し、息切れしそうになる。
腹を抱えて、涙が出るほど笑った。
同じ人と、同じ話で、何度でも笑えるって、すごい。
10年の月日をしみじみ感じた夜。


一人で乗る飛行機の心細さを思いながらも、
今日は満面の笑顔で大きく手を振った。
「元気でね。」の言葉に一瞬うるっときたが、
笑顔で手を振り続けた。
色んな思いが交錯する空港のゲートであったが、
今ここに立つ自分がぶれずにいられたことにも、小さく感動したのだった。

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ちゃんと飛び立っていくのを見ていたからね。
また笑い泣き出来る日を楽しみに、
それぞれの場所でがんばろうね。

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2009 [ひとりごと]

2009年のスタート。

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昨年の反省も、新年の抱負も整理できぬままに。
今後押し寄せるであろう、自分の進む道を探る日々を
新たな気持ちで待ち受けようじゃないか、などと威張ってみる。

眉間に皺はよせず、毒を吐きすぎず、
現実を受け入れつつ、自分に正直に、出来る限りの優しさと愛をもって、
アハハと笑いながら過ごしたい。

年賀状が届いていない皆さま。
今年はいつになくペンを持つ手が遅く進まず、すみませぬ。
のろまなワタクシですが、2009年もどうぞよろしくお願いいたします。


元旦の午後は、横浜へ。
西日に向かって、首都高をぐんぐん進む車窓から。

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横浜中華街はかなりの賑わいだった。
そして、調子に乗って食べ過ぎた。
 
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肉まんをお土産に。


変化の波を悠々と乗りこなせるように、
このちっちゃい器をもう1サイズ大きくしたい。
これは、抱負になるのか?

実りある、良い年にしよう。
皆さまにとっても幸多き一年となりますように。
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まどろむ [ひとりごと]

よく晴れた空を眺めつつ、
電気ストーブの前から離れられずにぬくぬくとお茶をすする。
何もしない一日。
まどろみの時間。
こういう休日、幸せだなぁ。

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まどろみながら、ぼんやり昨日までの考え事を並べてみたが、
今日はやっぱり一時停止。
のんびりぬくぬく、冬の暖かさを満喫する。
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mimiサンタ [雑記]

休みなく、予定を必死でこなしたここ数週間。
風邪をこじらせ、体調悪化。
片耳聞こえなくなったり、咳が止まらなくなったり、
泣きそうだった。

駆け込んだ耳鼻科の先生に、
「ピアノ弾くのに耳も鼻も悪いんじゃ、大変だなぁ。」とぼやかれ、
全くもってその通りな訳で。。。致命的。

23日、昨夜で仕事が一段落。
今日やっとクリスマスの気分を味わった。
デパ地下のケーキ売り場で並んで、プレゼントを駆け込みで買って、
お鍋であったまり、プレゼントを開けて、ケーキを食べた今年のクリスマスイヴ。
それはそれで楽しいけれど、
サンタクロースがいることを信じていた頃が、クリスマスは一番幸せだったかもしれない。

「サンタ」とは、小学生の頃、男の子にからかわれて呼ばれた私のあだ名だった。
当時住んでいたマンションの上の階の同級生に呼ばれた12月のお誕生日会にて、
クリスマスの劇ごっこをしたときに、やはりそのあだ名のせいで
「サンタ」の役を勝手に指名され、「サンタ」として立ち位置に立たされていた私。
ランドセル越しに私を「サンタ!」と呼んでいた男子たちの顔が思い出される。

「サンタ」だけで、こんな記憶が甦った。可笑しいなぁ。

昨日は、右耳聞こえないままラウンジで演奏してきた。
お客さんにクリスマスディナーに合わせて、音楽を届けられたかmimiサンタ。
取り敢えずは、任務終了。

年末は、ゆっくりと体を休めて元気を取り戻そうと思う。

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Merry Christmas!

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師走 [ひとりごと]

今日の日付に体が追いつかないまま、だ。
レッスンで生徒の楽譜に書き込む日付の数字に、はっとさせられる。
12月も一週間以上が過ぎた。

やるべき事が山積みで、考え事も山積みで、
頭の中は、まるでまとまらないパズルの欠片で一杯だ。

仕事でピアノを弾いているのに、音楽が体を通らない。
何てことだ、全く。

音に囲まれながら、自分の中に音が響かない日々は、味気なく寂しい。
一段落したら、自分のための時間をゆっくり過ごそう。
たっぷりの音楽と、たっぷりの栄養を蓄えて、
ぷりっぷりの新年を迎えようじゃないか、と思っている。

お風呂上がりの、ロイヤルゼリー入りパックをしながらのぼやき。
ひたひた染み込んで、明日ぷりぷりほっぺになりますように。

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