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ぐるりのこと。 [はまりごと]

久しぶりに映画を(DVDだけど)鑑賞。
DVDを借りて観ないまま返却、
もしくは、返却日すらスルーして延滞料金支払うことが続いたこの頃。
だから、今回は「今だっ!」というタイミングでやっと観ることが出来た。
どれだけ余裕がないんだか。。。
そんなちょっと息苦しい予定が込み込みの中で、
ほんのひととき、いい時間を過ごせた味のある映画だった。

『ぐるりのこと。』

ぐるりのこと。 [DVD]

ぐるりのこと。 [DVD]

  • 出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)
  • メディア: DVD


すてきなリリーさん、映画の中でもいい味出てました。
心に秘めた闇のようなもの、抱えきれずに壊れそうになっても、
「好きだから一緒にいるんだよ。」と妻の頭を優しく撫でる夫。
そのつながりで、妻は救われる。そして多分、夫も。

悲しさに押しつぶされて壊れていく妻のあの発狂ぶり、
もの凄く理解が出来てしまった。
だからこそ、あの夫の「好きだから一緒にいるんだよ。」と
そっと言うシーンは、じーんと心に染みた。

答えが出なくとも、何だか大変なことでぐちゃぐちゃになっても、
寄り添っていくということ、繋がっていくということは、
それだけで価値のある意味のあることなんだなぁとひしひしと思う。

自分が関わるつながりを大事にしていかなくてはと思ったし、
そういう努力をしていこうと、清々しく鑑賞終了。
あの天井画を完成させて、二人で寝ころんでいるシーンがすてき。
ああいう夫婦を目指したいね。結婚したら、の話。

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乗馬レッスン [はまりごと]

長らくやってみたいと思っていた乗馬。
トライアルレッスンにて、4鞍乗った。
お馬さんは、穏やかで可愛くて、美しい。

久しぶりの初体験で、色んな事に興味津々。
普段、教える側に立つ自分が、教わる側に立つと
生徒さんや初体験でピアノに触れる人の気持ちがよく分かる。
気付けば、馬についての講義をする先生の顔をガン見していた。

平日の乗馬クラブでは、乗馬学校の生徒さん達が訓練をしていた。
将来のジョッキーや調教師、オリンピックの馬術選手がここから出てくるのかもしれない。
クラブハウスの窓から彼らの練習風景を感慨深く眺めたり。
レッスン修了後に、乗馬クラブのお兄さんからお馬さんについての色々を聞く。
ますます興味津々。

遠くから見ると優雅に見えるのに、相当体力使うのです。
しかも、度素人初体験の馬乗りは、必死そのもの。
全身、筋肉痛。。。

お馬さんの世界もこれまた深いですなぁ。
落ちたらどうしよう、とか、恐怖は未だに大きくあるのだが、
林の中を遠乗りとか…、憧れは尽きず。
手綱でお馬さんをある程度コントロールできるようになってからでないと、
外乗りは危険なのだそうだ。そりゃ、そうだ。
レッスンで私の担当になったお馬さんの、にぶーい反応を思いだし溜息が出た。
道のりは、相当長いらしい。

レッスンに通うかどうしようか、迷って迷って(割引もあったしっ…)、
でも今回は断念。
また、機会を見つけてお馬さんと触れ合う時間を見つけたい。

とりあえずは、走っているお馬さんを鑑賞しに
初・競馬場へ行ってみたいと、目論んでいる。

乗馬体験1日目.jpg

初心者用のトラック。携帯写真だとお馬さん小さすぎる。。。


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海は広いな大きいな [はまりごと]

ラウンジの仕事の帰り道。
駅へ向かうバスがまだ来そうもなかったので、ちょっと寄り道。
少し強い風に煽られながら、波の音がいつもより聞こえるような気がして
てくてくとその音の方へ。


稲毛海岸2.jpg


ドレスと靴と重たい楽譜とガラガラスーツケースを引きずりながら、
ハイヒールで砂浜へ向かった。

砂浜はハイヒールで歩くもんじゃないけれど、
目の前にいきなり広がった海に圧倒されて、砂に埋もれた足は気にならず。

久しぶりの海。
音も波も景色も、やっぱり好き。

海を見ていると、しんと静かな、何だか確かなものを掴めるような気持ちになる。
しばらくぼけーっと海を眺めているうちに、余計なものが流されていく。

新しい視点を持つと、さっき通った道ですら違って見えたりして。
物語の欠片になりそうなモノをいくつも発見しながら、バス停まで戻った。
もし、私が物書きだったなら。。。なんて、想像は逞しく一度は膨らんだけど、
物書きではないので、書きようがなく。悲しいかな。

けれど、想像力は無限大だもんね。
海辺の街に住みたくなった。

こんなに近くに海があったなんて。
てくてく歩いて海が見られるなんて。
少しの寄り道でこんなに楽しくなれるなんて。

ただ、それだけで、自由になれる気がした。
私はまだどこへでも行けるんだ。


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ハゴロモ [はまりごと]

やっぱりこの人の作品が、好きだなと思う。

何となく心の内側がソワソワしているというか、
焦燥感のような、寂しい気持ちに見舞われた時に
たまたま手にした物語であるが、すうーっとつかえが取れるような読了感。
癒された。優しいおとぎ話のような物語。
気持ちの過程が丁寧に描かれていて、静かに引き寄せられた。

『ハゴロモ』というタイトルも、すてき。
昔話に出てくる天女が、ふわふわ纏っているキレイな布に、
今もその憧れは溶けていないのかもしれない。
日々の生活で、気持ちが尖ったり、いじけたり、
負の感情に見舞われてしまうことも少なくないが、
ふわふわハゴロモを纏う柔らかなひとでいたいな。



ハゴロモ (新潮文庫)

ハゴロモ (新潮文庫)

  • 作者: よしもと ばなな
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 文庫



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作って食す [はまりごと]

記録しないことに慣れていくと、どんどんそこから離れていってしまうものだ。
気付けば5月。ゴールデンウイークも過ぎ去り、またいつもの日々が戻ってきた。

休み中、初めて溶岩浴を体験した。
ありえない程の大量の汗を流し、デトックスを体感。
毒素をはき出した肌は、一瞬だけどつるっつるになった。
体の毒素を出すと気持ちも軽くなる。
毒は、かなり溜まっているものと思われる、私の体。
毒まみれは、いかんです。
毒素を出したら、体にいいものを食べたいと思い始め、
ベーグルをこねて焼き、いちごジャムを作った。
「ベーグルダイエット」というのを耳にして、食べて痩せるのはコレだ!
…と安直に思ったのが、作るきっかけではある。

が、作りながらそんなことは関係なくなっていく。
材料を買いに行き、レシピを見ながらこねこねするのは楽しい。
添加物が一切入らない手作りだから、気分もいい。
肌触りもこれまたいい。

ベーグル発酵中2.JPG ベーグル発酵後.JPG

生地は発酵させるとむくむくと成長して大きくなる。いとおしささえ感じる、パン生地である。

焼き上がり2.JPG 焼き上がり.JPG
  
焼き上がり。

    ベーグル裏.JPG

裏だってちゃんと焼けてるよ。

続いて、いちごジャム。
砂糖とレモン汁に一晩つけておいたいちごを火にかけて、コトコト煮る。
隠し味に、蜂蜜と白ワインを入れた。

    ジャム4.jpg

部屋中にいちごの甘い香りが広がり幸せな気持ちになる。
子どもの頃、母が作ってくれたいちごジャムを思い出しながら、コトコト鍋をまわす。
香りをかいで、記憶と思いが昇華されていくような感覚。

    ジャム2.jpg

「作る」とは、なんと素敵なことなのだと秘かに感動した休日だった。
「暮らしていくこと」にゆっくり向き合えたら、もっともっと幸せになれる気がした。
ベーグルもジャムも、食べてくれた人々には好評で、これまた嬉しい。
そして、「食べる」幸せを噛みしめる。
ダイエットの道はやはり険しい。。。

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ごろねのとも [はまりごと]

またもや、風邪っぴき。
風邪のひきすぎじゃないだろうか。。。軽く落ち込む。
扁桃腺を腫らして、今日は一日寝て過ごす。
微熱の体は気怠く結構辛い。
そろそろ、この冷えと寒さが腹立たしく思えてきて、
春うららな日々が待ち遠しい。

夕方、母親が「見つけたの。」と買ってきた本たち。
ごろごろと寝て過ごしている今夜の私の友となる。

     

母は、こういった楽しそうな本を見つける才能がある、と思う。
早く風邪を治して、散歩に出かけたい。
チェコにも、もうひとつ別の東京にも。


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粉雪降った [はまりごと]

念願のライヴに行ってきた。
待ちに待って、年明けからずっと指折り数えて今日の日を楽しみに過ごしてきた。

     

レミオさん、ありがとう。
素敵な時間でしたよ、本当に。
揺れて刻んで歌ったよ。
2階席で顔が殆ど見えなかったのは残念だったけど、
生の声が聴けて幸せだった。あー、終わってしまったよ。。。

クラシック以外の音楽は、私にとってリラックスするための友であり、
今回のレミオロメンのライヴは、ヴァカンスのようなご褒美。
この人たちの曲を聴いていると元気になる。
前向きでも後ろ向きでも、前に進んでいこうと思える。すてきだ。
音楽と詩とが一つの物語のようで、あのトーンがたまらなく好き。

帰り道に粉雪が降っていた。
頭の中では、さっき釘付けで聴き入っていた『粉雪』が流れて、
興奮冷めやらぬ夜ですよ。


 


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Wonderful&Beautiful [はまりごと]

2008年、明けましておめでとうございます。

新年を清々しく迎えられた2008年がちょっと楽しみ。
なかなかいい感じ。

「大好き」をガンガンかけながら幸せな気持ち。
Wonderful&Beautiful 、このタイトルもすき。
2008年、駆け出しいいんじゃないの?ふふ
Wonderful&Beautifulな日々でありますように。

声に恋をするって、あるのだと思う。
まさしく、このひとの声に夢中で心が踊る。

『粉雪』もリピートリピートリピートで、しつこいと言われた。確かに。
でも、好きになったものはそう簡単に飽きないのは、私のいいところだと自負する。

 

Wonderful&Beautiful

Wonderful&Beautiful

  • アーティスト: レミオロメン, 小林武史, 四家卯大, 藤巻亮太
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2007/12/12
  • メディア: CD

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パウロ・コエーリョ初読み [はまりごと]

『11分間』を読んだ。
この本を勧めてくれた人を全面信頼して、どんなストーリーかも分からないまま。
このタイトルの意味はどこで明らかになるのか、と読み進めるうちに、
どんどん引き込まれていったのでした。
文章の力が、すごい。
主人公のマリーアの日記が又面白かった。
たまには、文章を通して「愛」と「性」について考えてみるのもいい。

『ベロニカは死ぬことにした』の作家さんだった。
こっちの方も、読んでみたい。

11分間

11分間

  • 作者: パウロ・コエーリョ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2006/01/25
  • メディア: 文庫


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東京てくてくすたこら散歩 [はまりごと]

なごみの一冊。

東京てくてくすたこら散歩

東京てくてくすたこら散歩

  • 作者: 伊藤 まさこ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: 単行本

休日の夜をじんわりかみしめて過ごしながら、この本をめくる。
東京は実に広いのだー。
近代高層ビルもいいけど、歩いて小さなものに目を向けながら東京を感じたいなぁ。

  
  旧小坂邸
静かな時間が流れていそうだ。砂利道を音を鳴らして歩きたい。

  
浅草のほうずき市に行きたいなと思っていたら、もう今年は終わってしまったよう…残念。
時間に追われて、日付の感覚を失っておりました。いけませぬ。

  
ガレットの写真見てたら、無性に食べたくなった。
塩キャラメルが、最高なのです。神楽坂のル・ブルターニュ。あー、食べたい。

他にもたくさんの気になるスポット満載。
東郷神社の骨董市とか、根津の朝倉彫塑館とか、築地の喫茶マコとか、つぼにはまる。
等々力渓谷も行ってみたい。
古本屋めぐりもいいな。
オーボン・ヴュータンの本店にも行ってみたい。こけし屋の朝市、美味しそうだし。

ここのところ、頭の中はピアノと仕事の事でいっぱいで、余裕がない。
まとまった練習時間を確保する事がとても難しく、不安もいっぱい。
本番が終わるまでは、この状態は続くのだけど、
たまにはね、散歩でもして頭を切り替えるのも必要かも。
ちょっとした時間を見つけて、さくさく散歩に出かけようっと。
こうやって、写真を見ながら散歩の計画するのもまた楽し、だな。


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